八月のカナリヤ
夏下がり 風のない消波堤
海沿いに 形ないメロディー
もう随分前に放った理想が
打ち寄せられ
カナリヤ 今もめげず鳴いてるのか こんな夜に
どこへも行けないくせ 次の四季に 囚われて
漂えば 辛いことなどない
そんな言葉でしびれた瞳じゃ
分からなくて
カナリヤ もういいだろう 覚えていた
その歌が潮風にさらされて
それでもなお笑うのか
どうせ誰も拾いやしないのに
くだらないや
漣 忘れていた憧れにも似た思い
ありのままの姿で愛して欲しい そんな願い
カナリヤ 今もめげず鳴いてるのか こんな夜に
月明かり 照らされて 僕も何か思い出す
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